好奇心が創造性を刺激する

日笠美紀はニューヨークで生まれ育ちました。大学卒業後、東京に移り、コム デ ギャルソンの国際広報および特別プロジェクトでキャリアをスタートしました。東京で 6 年間、ニューヨークでさらに 9 年間勤務しました。

この貴重な経験を積んだ後、ミキは自身のブランド戦略PR/マーケティング会社であるカレイドスコープコンサルティングを設立しました。

サカイ 2022年秋冬コレクション

いろは:現在、どのようなプロジェクトに取り組んでいますか?最近の仕事や将来のプロジェクトについても話し合ってください。

ミキ:私は多くの魅力的で並外れたクリエイターたちと仕事ができるという喜びと幸運に恵まれ、彼らのためにブランド戦略、PR、マーケティングを行っています。さらに、ファッション業界の他の3人の素晴らしい女性たちと共同で小さな非営利団体を運営しています。私たちのグループは「Fashion Girls for Humanity」と呼ばれています。私たちは、日本の福島やハリケーン・サンディの災害支援に寄付するための資金を集めたほか、病院用のPPEを縫製労働者に作らせ、最近ではウクライナのファッションデザイナーのためのパリのポップアップストアのために縫製労働者を再び働かせる取り組みも行っています。

いろは:社会(例えばアジア人に対するヘイトクライムの増加)やビジネス(例えばアジア人のガラスの天井を打破すること)における自分の役割をどのように考えていますか。

ミキ:私たちの違いに関するいかなる憎悪も容認されるべきではありません。しかし、私はアジア人なので、もちろんアジア人に対するヘイトクライムには憤慨しています。

いろは:あなたの経歴を踏まえて、あなたの後を継ごうとする若者に何かアドバイスやメッセージはありますか?

ミキ:好奇心を持ってください。どんなレベルで何をするにしても、毎日何かを学びます。

トム ブラウン 2017年秋冬コレクション

いろは:仕事以外で、今一番興味があることは何ですか?

ミキ:私は昔から芸術、文化、音楽、旅行に興味がありました。

執筆:ジェシカ・ウールジー / 写真:パメラ・ベルコヴィッチ(ポートレート)、マリア・ヴァレンティノ(サカイのショー)、ダン・レッカ(トム・ブラウンのショー)

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